メンタル本

【レビュー】欧米で100万部の大ヒット作「バナナを逆からむいてみたら」

 

 

 

私は本を買う時にまず第一に優先してるのがタイトルです。なんか面白いタイトルの本があったら買ってしまう人です。

 

まあこれも人間の心理を上手く使ったタイトルが多いです。私も「編集者の人が頑張って付けたタイトルなんだなー」と思いながら買っています。

 

例えば「20代男性のもてる秘訣」と言う本より「20代必見!これを読めばもう童貞なんて言わせない!男の究極恋愛本」と言う本だったらほとんどの人が後に書いてあるタイトルの本を選びます。

 

 

そこで私がタイトルだけで買ってしまった本があります。「バナナを逆からむいてみたら」と言う本が今日紹介したい本です。

 

タイトルからして何の本かさっぱり分かりませんが、なぜかこのタイトルを気に入って買ってしまいました。と言う事でレビューをしていきます。

 

どんな本?

 

軽く説明すると、この本は人間の幸福や嫌な事があった時に視点を変えるとまた違った発見があるよと教えれくれる本です。

 

人間は自分の今までの経験から物事を判断する生き物です。例えば「人生は金が全て」と教えられた人はお金はとにかく大事であまり人に奢ったりする事を嫌います。

 

しかし「世の中はお金が全てではない」と教えられた人は、人によく奢ったりするし、割り勘でも多く払う事になってもあまり気にしない人がいます。

 

どちらが絶対にいいとは限りません。確かにお金がないと生活する事すらできなくなるし、かといってお金を大切にしすぎると周りの人間が離れて孤独になる人もいます。

 

この本では柔軟な発想の重要さを書いてある本。そんな本だと思っています。

 

 

楽に暮らそう、便利に暮らそうとすると忙しくなる

 

 

世の中はとにかくインフラ設備が整っています。

 

新幹線、車、スマホなど今の時代は昔に比べると圧倒的に便利な世の中です。

 

今はお金さえあれば一切家を出ないで食料を買う事が出来るので、設備さえ整えてしまえば一歩も家を出なくても生活が出来ます。

 

しかし世の中便利に暮らそうとドンドン欲が深まっていくと、逆に忙しくて不便になってしまいます。

 

この本に書いてある物語で質素な生活をしている女性がいました。

 

その人は住むところが洞窟で、為になる話を村人にする代わりに食べ物などをもらっています。

 

ある時女性の衣服がねずみにかじられていました。女性はネズミを退治する為に猫を飼います。そして猫のえさの牛乳が必要なので今度は牛を飼います。そして今度は牛のえさの牧草を手に入れるために牧場を。

 

こんな風にドンドン無限に必要な物が増えていきます。

 

便利にしようと物を増やそうとすると、実はドンドン維持費などがかかり結局不便になってしまう。

 

現代に例えると。

 

移動を車にしたら楽になるといい、車を買う(車検などの維持費が高い)

買い物をネットで買ったら楽になると言い、全てアマゾンで購入(送料がかかり値段が高い)

 

この様に実は便利そうにみえて維持費などを考えると結局昔ながらの方法が一番安上がりになるという皮肉に聞こえる文章です(笑)

 

しかしよく考えてみると面白いですね。確かに今現代は非常に便利で人間が極力動かなくてもいいようにシステムが出来上がっています。

 

しかし便利になりすぎたせいで、本当に必要な物を失っている感じもします。例えば今一番の社会問題はスマホ依存です。

 

スマホは確かに動画も観れて、買い物も出来て、ゲームも出来る。もはや言う事なしの最高の機械です。

 

しかしその機械のせいで時間と言う貧乏でも金持ちでも平等にある財産が失われています。

 

スマホでする事と言っても大半はただの暇つぶし。Twitterなり2ちゃんなり、YouTubeもそうですがただの暇つぶしです。

 

たまに「スマホを弄っている時間を全て英語の勉強をすればどれだけ英語が話せれるか?」みたいな会話があります。

 

 

世の中は進化しているけど、人類は退化しているかもしれませんね。

 

ストレスが溜まったら休憩をとる

 

これ当たり前ですが多くの人が出来ていません。日本人は特に働き者で自分の限界以上まで頑張ってしまう人たちです。この本ではこんな事が書いてあります。

 

耐えがたい負担を感じる前に仕事を中断し、ほんのわずかでも休憩すれば、ストレスなどは生じない

 

そう、キチンと休憩を入れればストレスは全てなくなると言う事が書いてあります。

 

日本人はとにかく休憩の仕方が下手で、残業をして帰っても特にやりたい事がないのでそのまま寝る。

 

休日になってもあまりの忙しさに自分の趣味すら楽しめなくなり、結局寝て休日を過ごす。

 

寝るだけが休憩だと思った人はそれは全く違います。人は寝すぎても肉体的には回復しますが、精神的には全く回復しません。

 

結局休日にずっと寝てても「なんで俺はこんな無駄な休日を過ごしたんだ!」と非常に後悔するひとが沢山います。

 

結局休日の過ごし方が下手なせいで休めていない。つまりストレスが全て残っている事になります。

 

この本ではほんのわずかな休憩をすればストレスは生じないと書いてありますが、そのほんのわずかな休憩すらも取れていないのが日本人なんです!

 

結局この本は何を伝えたかったの?

 

色々書きましたが、結局この本は何を伝える本と私なりに考えましたが、良い事を言うとメンタルが弱くストレスをためやすい人を励ましてくれる本。

 

悪く言うと、自己啓発本で良く書いてあることをまとめた本。というのが私の印象です。

 

この本では自己啓発でよくみる

 

  • 比べるクセはやめよう
  • 欠点があっても良い
  • 幸せになる資格はある

と言うメンタルが弱い人を優しく包み込んでくれる本というのがよく分かります。

 

ただこの本の事を調べて見ると、この本が外国の本というのと、著者が仏教が好きと言う事があるので、日本語に違和感を感じる所や、少し宗教チックな所がありかなり好みが分かれる本になります。

 

私は基本的に宗教的な話はあまり好きじゃないので、この本に書いてある事は素直に受け取れませんでした。

 

しかしこの本は非常に読みやすく編集してある本というのが印象的です。

 

文章の大事な所は黄色でマーカーを引き、時々挿絵も書いてあるので堅苦しく感じずスラスラ読むことが出来ます。文字数も全体的に少なめでストレスなく読むことが可能。

 

そう、その読みやすさのお陰で、「あー何か宗教っぽい事が書いてあるな…だけど読みやすいなちくしょう!」という微妙な感情で本を読んでいました(笑)

 

 

バナナを逆からむいてみたら ー 人生の視点を変えるレッスン

バナナを逆からむいてみたら ー 人生の視点を変えるレッスン

  • 作者:アーチャン・ブラーム
  • 出版社:主婦の友社
  • 発売日: 2017-06-14

 

 

 

 

この本では働き方やうつ病や精神病などのメンタルが関係する本を主に取り扱っています。そういった本が好きな人はこの図書館にまた遊びに来てください!