書評

今、日本人が一番求めている職場!そんな職場を作るまでの社長の奮闘記が凄すぎた

 

 

あなたの会社は残業はありますか?恐らくこの記事を見ていると言う事は残業がたっぷりある日本ではよくある会社に勤めているのでしょう。

 

そんなあなたにうらやましくなる様な会社の本があります。

 

「ほとんどの社員が17時に帰る10年連続右肩上がりの会社」と言う本です。

 

今回はこの本のレビューをしていきます。

 

どんな本?

 

レビューをする前にこの本の事を軽く説明します。

 

この本は化粧品メーカー株式会社ランクアップと言う会社の代表取締役の「岩崎裕美子」さんと言う人が出した本です。

 

本の内容はこの人が社員で働いていた時の事から、会社を立ち上げた時にした様々な苦労を書いた本です。

 

しかしこの本は私はこうしたから成功したと言う本ではなく、会社をたちあげた時にした苦労や成功体験。それを物語の様に語る本です。どちらかと言うと短編小説に近い物を感じますね。

 

ではこの本の気に入った所を引用しながら紹介していきます。

 

終電まで残業して離職率100%

 

この会社の初期の段階それはもう日本の典型的なブラック企業と言える物でした。

 

当時は会社の人全員売り上げを上げるのに必死でとにかくそこら中に電話をしてお仕事を貰う自転車操業をしていました。

 

何と100件電話してやっと話を聞いてくれる段階だとこの本では言っていました。しかもそこから仕事に繋げないといけないので文章だけでも疲れてくるような話です。

 

そのせいで終電まで働くのが普通です。終電まで働くのが当たり前の会社の末路を知っていますか?

 

ほとんどの場合は社員が誰も定着しない事が起きます。そう離職率100%と言うやばい数字です。

 

あなたならこんな会社どうですか?私なら3日で辞める自信があります(笑)

 

 

定時で帰れても社員は目的が分からないと働きにくい

 

しかしそんなブラックな会社も、改善をしないと!と言う社長の考えで改善していきます。改善方法は本に詳しく書いてありますが、今日は省略します。

 

様々な策を練り、社員の帰宅時間が何と18時になるまで残業時間が減っていました。

 

驚きの効果ですが、社員たちは仕事が楽しくないとかなり会社が不満に持っています。

 

普通18時に絶対定時に帰れる会社だったら、何も不満は無いと感じますよね?私も定時帰りの会社だったら不満はそこまで出ないきがしますよ。

 

どうやらこの会社では特にこれと言ったノルマなど目標を決めずに仕事をしていたようです。人は目的が分からないと何をやって良いのか分からない人も多いです。しかも目的なく働くと言うのはどうやらそうとう退屈の様で、定時に帰れても仕事が全く楽しくないと言う人が多かったみたいです。

 

これを読んで思ったのは会社経営の難しさですね。残業してもダメ、定時に帰れてもダメと人間のモチベーション維持の難しさを感じます。

 

 

 

改善してくれる日本では珍しい社長

 

日本の会社特に中小企業で起こりやすい事は改善をしない事です。と言うかやり方を変えたくないと言う人が多いので、いくら残業が多くて疲れたと言っても誰も変えようとしないので、そのままにします。

 

しかしこの会社の社長は自分から改善しようと、ドンドン自分から動いている所が非常に好感が持てます。

 

私の今まで働いてきた中小企業の体験なので多少考えが偏っているかもしれませんが、中小企業の社長は全く現場を改善しない事が多いです。

 

現場が残業が多いのに社長は17時に当たり前の様に帰る。たまに現場に来ることはあるけど、何か頭を空っぽにして朝の散歩をするかのように、優雅にてきとうに現場を見る。私が働いてきた中小企業の社長のやる事です。

 

現場を見るけど何も言わない、ただ見てるだけ。特に何も改善案を出そうともしないし、自分から動こうともしない。現場を散歩している社長をみるとイライラする事もあります(笑)

 

しかしこの本の著者の社長はそんな事もありませんね。

 

しっかりと現場の声を聞き、社内の改善するためのアンケート用紙にもキチンと目を通す。そこら辺の社長とは明らかに違いますね。私もここで働きたい!!

 

 

どんな人におススメの本?

 

この本は残業が多い会社の経営者たちが見て欲しいですね。

 

 

現場の事は現場で何とかしろ!と思っている人もいますが、上の人と現場の人たちが噛み合わないと改善は出来ません。

 

 

社長など上の立場の人たちでも、改善の仕方次第でどうにもでも良くなると言う事をこの本では教えてくれます。上には上の仕事がある。忙しい!と言う人もそれは言い訳にしかならない。

 

そんな事を教えてくれる本でした。