お金の本

あなたの未来はこうなってしまう?「下流老人」をレビュー

 

今テレビやネットニュースなどで、毎日の様に騒がれている事。それは下流老人問題です。

 

あなたもこの記事を見ていると言う事は多少知っているかもしれませんね。お金が無くて病院にもいけないご飯も食べれない、住む家もなくなる老人の事。

 

簡単にまとめるとお金がないせいで、生活する事が難しくなる高齢者の事です。

 

あなたも将来が心配ではないですか?今回紹介する本はそんな生活の苦しい高齢者の為、そして将来高齢者になる人達に向けての本「下流老人」と言う本のレビューをしていきます。

 

どんな本?

 

この本は最近社会問題になっているお金がなくて、生活が出来ない下流老人の人たちになっている人。または将来自分もそうなる可能性が高い人向けに書いた本です。

 

この本ではお金の問題、介護の問題、家族の問題、病気の問題、など高齢者が知りたい情報、そして実際にあった体験談など下流老人とはどういったものか?また対策はあるのか?と言う事を書いた本です。

 

 

お金はいくらいる?

 

さてまず一番気になるであろう所。定年の後はお金がいくらいる?という問題ですが、これについては本では「人によるので分からない」と答えています。

 

え?下流老人の本なのに分からないの?と思った人もいますが、これが一番合っているんです!

 

よく考えて下さい、例えば定年までに頑張って2000万貯めた人がいるとしましょう。その人は無事に定年まで仕事を終えてさあー後の人生を楽しむぞ!と意気込んだらいきなり病気にかかってしまいます。

 

それで入院費、治療費などとにかくお金がかかります、病院にいると検査をするだけでもお金がかかるので入院しているだけでお金が吹っ飛んでいきます。

 

そんなに長い間入院と治療と繰り返したら2000万円なんて一瞬で吹き飛びます。この本でも高額医療費につかえる制度を使わなくて1000万円が一気になくなった人の体験談が書いてあります。

 

では逆のパターンでいきましょう。その人は毎日後悔が無いように生きていて、お金をほとんど貯める事をしない人がいます。貯金がたった5万円しかなくて定年を迎えた人がいるとしましょう。

 

その人はお金がないので定年後も働いています。しかしある時その人は急に心臓発作が出て亡くなってしまいます。

 

急に亡くなったので治療も何も関係はない、しかも急にぽっくりと死んだので入院費や治療費など老後にかかるお金も全てかかっていません。

 

結果5万円の貯金でも無事に人生を終えることが出来ました。しかも毎日後悔をしない様に生きているのでその人は悔いなく死に事が出来たでしょう。

 

まあかなり極端な2つの話でしたが、何を伝えたいのかと言うと、2000万円貯めたとしても老後の病気のせいで一気に消えることもありますし、逆に貯金が5万円しか無くても、急に無くなるお陰でお金が無くても暮らすことが出来ます。

 

ぶっちゃけ、ニュースで言う1000万円必要とかは、結局人の人生になにが起きるか分からないのであまり関係はないです。

 

孤独が下流老人の入り口

 

この本では下流老人の条件の1つとして、孤独であることがあげられます。

 

いざという時助けてくれる友人や家族がいないと、1人孤独になり病気になってもお金が無くても何もしてくれない。

 

もし仲の良い家族がいて「おじいちゃんがやばかったら私たちが何とかする!」と言う心優しい家族がいたらお金が無くても老後は安泰ですよね?

 

そういった家族がいなくても、地域のコミュニケーションを上手くとっていれば下流老人になりにくいとこの本では書いてあります。

 

 

生活保護はダメなのか?

 

日本ではとにかく生活保護が嫌われています。理由としては自分たちが働いている税金を働いていない人に渡すのが嫌と言う考えが非常に多いです。

 

そのせいで世間では生活保護をとる人は悪、だらしないダメ人間と言う風潮があります。

 

しかしこの本ではそれを否定します。と言うのもこの本はとにかく生活保護などの社会保障を絶対に使うように進めてくれます。

 

この本で出てくる実際に下流老人になっている人のほとんどが生活が苦しいのに生活保護を貰っていません。

 

しかし生活保護を貰う事が出来ないと働けない老人たちは何も手がなく生活をする事が出来ません。

 

この本では恥ずかしがらずに生活保護をとる大切さを教えてくれます。

 

 

この本で学べる事

 

では私がこの本を読んでどんな事を学んだかを教えていきます。

 

まずはお金はどれくらい必要なのかの問題。最初に書きましたが、お金がその人の暮らし方や健康状態で変わるらしいので正直いくら必要なのか不明です。いまお金を貯めている20代の人は遊びで使った方が良いですね。

 

 

そして一番学べるのは社会保障の事です。

 

この本では多くの事が生活保護などの社会保障について書いてあります。

 

  • 生活保護って意外と簡単に申請できる
  • 生活保護って年金を貰ってても受け取れる
  • 高額な医療でも申請するとお金を援助してもらえる

 

などいがいと知られていない社会保障の事が書いてあります。

 

最近は将来が怖くて20代の時から貯金をする人が多いみたいです。しかし高齢者になると突然の病気のせいで何が起こるか分かりません。

 

将来がどうしても怖い若者にはぜひ読んで欲しい1冊でした。

 

下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)

下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)

  • 作者:藤田孝典
  • 出版社:朝日新聞出版
  • 発売日: 2015-06-12