書評

ここまでバッタが好きな人は人類に1人!「バッタを倒しにアフリカへ」の感想

 

 

世の中には周りの人がドン引きする程一つの事が大好きな人がいる

 

  • アニメ好き
  • ゲーム好き
  • スマホ好き
  • 虫好き
  • 電車好き
  • 音楽好き
  • 絵が好き

 

などここでは数えきれないくらい1つの事が大好き!一生飽きない!と言う人が存在します。

 

今回感想を言う「バッタを倒しにアフリカへ」と言う本もその1つで、バッタが他の人、というか全人類の中で一番好きといってもおかしくはない人が書いた本。今回そんな本の感想を言っていきます。

 

 

どんな本?

 

この本はバッタが好きすぎて将来はバッタに食べれたいと言う夢を持つ一人の大人が、バッタの研究で飯を食える様になるためのハートフル物語です。

 

バッタが好きだけど、バッタの研究をしているだけでは日本では食べていけない、そこでバッタが大量発生して困っている外国でバッタの駆除とバッタの研究を両方やると言う話があり、バッタ博士は早速西アフリカのモーリタニアと言う国に行く。

 

そこで出会う日本では絶対にないアフリカの洗礼、アフリカの暮らしの厳しさ、研究者としての苦悩などバッタの研究でここまで熱い本がかけるのか!!と驚く事が盛り沢山の本です。

 

バッタ好きすぎだろ!!

 

それでは早速感想を書きますが、まず驚いたのがここまでバッタが好きな人類がいる事の驚きです。

 

この本の著者のバッタ博士の将来の夢はバッタに食べられたい。もう1度言おう将来の夢はバッタに食べられたい…この言葉恐らく一生聞かない言葉だろう。

 

私はこの時点でこの本は他の体験談の本や自伝とは違ったオーラを感じてしまった。

 

何だろう?他の自伝や人生の体験談の本がRPGの幹部クラスの実力ならこの本は魔王、ラスボス級の異常なオーラを感じてしまった。

 

食べられたい程バッタが好きな人と言うのも中々いない、しかも子供の頃の夢なんて、高校生くらいになると忘れるもの。それをこの人は大人になっても衰えることなく、以前よりバッタ好きが上がっている事がよく分かります。

 

バッタ研究でお金を貰う方法を全力で探すのもバッタが本当に好きじゃないと出来ない事です。

 

 

バッタ研究に命をかける

 

先ほども少し言いましたが、この人はバッタの研究で命をかけていると言ってもおかしくはありません。

 

バッタの研究を本格的にやるとしても、多くの人は日本だけで国外に出ようとはあまり考えません。

 

しかしこの人は今までの暮らしを捨ててバッタの為にアフリカのモーリタニアと言う聞いた事が無い国に行く行動力がある。

 

普通は外国、しかもアフリカのイメージは治安が悪い、食べ物が悪い、環境が悪い、暑そう、などと正直あまり良い印象ではない。アフリカが大好きな人には申し訳ないが、アフリカのことを知らない人にとってアフリカはあまり良いイメージがない事は確かです。

 

しかしこのバッタ博士はそんな事お構いなし!ネガティブな事を何も考えずにとにかくバッタの研究で飯を食べるためにアフリカに出発する所はバッタに命を賭けていると言ってもおかしくはない!

 

 

最後のシーンで腹を抱えた

 

この本は378ページのかなり長い本。ここまで熱くこの本を語って申し訳ないが、途中で読むのがめんどくさくなり、パラパラと読みたいページだけ読んで終わってしまった。

 

パラパラめくった中で一番私が印象に残ったのは最終章当たりのページ。

 

バッタが砂漠一面に縦横無尽に飛び回り大惨事になるシーンがあるのだが、そのシーンでバッタ博士はとんでもない行動に出る!

 

何と夢であるバッタに食べられる為に緑色のタイツをきて、砂漠で仁王立ちをしバッタが自分の所に来るのを待っているではないか!

 

これに私も読んでて爆笑した!博士には申し訳ないがここまでシュールな光景をみると流石の私も笑いが止まらなかった。

 

だって写真付きでその光景が本に載っていたんだよ!しかもフルカラーで、「緑色の全身タイツを着用したおじさんが砂漠でバッタに食われるために仁王立ちをする」こんな光景中々ないよ!

 

私はこう言った活字しかない本で大笑いをしたのは初めてだった。

 

まさか途中で飽きた本でパラパラめくっていたらここまで面白い物が見れるなんて想像にもしていなかった。

 

博士には正直申し訳ない。いや決して馬鹿にしている訳では無いですが、写真で見せられるとどうしてもシュールな写真としてみてしまうので、真面目なシーンなんでしょうけど、申し訳ない笑ってしまいました。

 

意外と読みやすい本

 

そしてこの本を読んで思ったのが意外にも読みやすい本という事がよく分かりました。

 

まあ読み飛ばした私が言うのもなんですが、話のテンポも良く、しかもバッタ博士の感情がよく伝わり、まるで本当にアフリカに言っている様な感情移入も出来てどこか不思議な本だった。

 

しかも時々アフリカでとった写真もついていて、砂漠で大量発生するバッタの写真や先ほど言ったような緑色の全身タイツをきたおじさんの写真など面白い物が沢山ある、文字ばかりの本だと思ったら意外にも読者が読みやすい様な配慮が沢山してて驚いています。

 

この本で学べる事

 

この本を読んで得られるものは

 

  • 好きな物も極めると凄い
  • おじさんでも行動力があれば夢は叶う
  • 職場がないと言われる博士でも行動さえ起こせば仕事はある
  • 外国は意外と良い人が多い

と言う事がよく分かりました。

 

ただの体験本だと思っていたらこの本から学べる事が数多かったです。ここまで語っといて最初の方からパラパラしか見ていない私が言うのもなんですが(笑)

 

 

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

  • 作者:前野ウルド浩太郎
  • 出版社:光文社
  • 発売日: 2017-05-17